KENJI ENDO

KENJI ENDO

I’m back to “WOMB SUNDAY AFTERNOON”.

「I’m back to “WOMB SUNDAY AFTERNOON”.」 というのは色々な訳があって久しぶりにWOMBのサンデーアフタヌーンパーティに復帰するという意味です。

 

パーティの名前はDAY&NITEと言います。

http://www.womb.co.jp/#!/womb/2014/09/28/daynite—.html

2007年にRootyという今は無いですが心の中でしっかりと生き続けている箱でハウスのDJをスタートした翌年、2008年2月にWOMB 4階にあるVIP Loungeではじめてこのパーティは産声をあげました。実質的にレギュラー開催が決まった2009年2月がこのパーティのスタートとなっています。

今は定着していますが、当時はSunday Afternoon=日曜日のデイタイムに開催するパーティは少なく、珍しかったです。海外では特にGiles SmithとJames Priestleyによってロンドンで開催されているsecretsundazeを筆頭にコアなパーティピープルからクラブになじみの少ない方まで楽しめるパーティとして注目されていました。そしてWOMBがこの時間帯のパーティをブランディングしPRをしかけた後は日本でも徐々に広がって行きました。

secretsundazeと同様にこのパーティはハウスを主体として、クラブに馴染みのない方やはじめての方に楽しんでもらえるように音楽以外にも毎回趣向をこらして開催して来ました。それに関わるたくさんの方が快く参加してくれたおかげで本当にたくさんの方に出会うことができた。「みんなで作り上げるパーティ」それがこのパーティの代名詞ではないでしょうか。

自分は20010年8月をもって参加することを辞め、今のオーガナイザーのツカモに半強制的にw バトンを渡しました。ツカモ、無理やりでごめんねー。ツカモ以外にも迷惑かけた方々、ごめんねーm(.  .)m

なぜかというと、理由は大人の事情といえばそれまでですがw 今だから素直に言えちゃいますが、ある一人の人のおかげで金銭的に多大な私費を投資することとなり、また理不尽な理由で言いくるめられ、財政的にも精神的にも大きな負担となっていたからです。それを経験できただけでも幸せ、何よりたくさんの方に楽しさや喜びを感じる何かを提供できたことを思えば、それも財産だと思っているので今は全く気にしていません。そしてその人を咎めることもしない。

この前後、自分はとあるアパレル企業のサラリーマンだったのでなかなか公言することができなかったことがありますw

2007年にサンフランシスコに行ったこと。これはその企業で体調が悪くなり休んだ時に、体調の悪さを押して当時が実家住まいだったので親には京都に療養に行くと言い、会社には内緒で行きました。親しい同僚にも言わなかった。だから自分のバイオにはこの企業を退社してから追加しましたw うそつけー、と思った方々、ちゃんとパスポートにハンコがおしてあるので本当ですよ。それと2009年にはドイツ フランクフルト・オッフェンバッハとイギリス ロンドンに行きました。運良くDJをすることもできた(しかしブランディングが厳しいクラブだったのでバイオへの記載は断られ今は載せていません)。このヨーロッパへの渡航はこの企業を退社するまでの有給消化の日々に行いました。

なぜ海外に行こうと思ったか、それは海外のシーンと日本のシーンを比べたかったから。当時圧倒的に違っていたのはプロディーサー(コンポーザー)・レーベルの数。海外はプロディーサー(コンポーザー)・レーベルの数が日本より圧倒的に多かった。だからパーティ=プロディーサー(コンポーザー)・レーベルのプロモーションという図式が成立し、世界的に著名になるプロディーサー(コンポーザー)・レーベルが多かった。当時日本から海外に呼ばれるアーティストはごく少数だったけど、海外から日本に来日するアーティストの数は今も当時もあまり変わらないと思う。

当時日本では少なかったハウスのレーベル(企業)で海外のレーベル(企業)並みに渡り歩き、活躍していたのはNew World Recordsという企業。この企業のレーベル Apt. Internationalが主宰していたパーティに参加することができた。時期は20010年8月にこのパーティを辞めた直後。このパーティへの参加はとても勉強になった。単にDJするだけじゃない、パーティを開催するだけじゃない。そこには出演者の作品のリリース、出演者が海外にツアーした(ブッキングされた)時に知り合い仲良くなったアーティストの恩返しを含めたブッキングなどなど、必ずレーベルのリリースが関わり、それにまつわる様々な要素がパーティに絡んでくる。それと好きなプロディーサー(コンポーザー)・レーベルがあればその近くに住まうこと。仲良くなること。そこで活動すること。これも学んだこと。しかしこれら勉強したことの大前提にあるのは「アーティストの作品のクオリティの高さ+DJのスキル」これがあることが第一。その次に国内外共に交渉する会話力、営業力などのビジネススキルが必要と同時にアーティストのマネージメント力が必要。New World Recordsという企業には全てしっかりと備わっていた。

当時に比べると、今はプロディーサー(コンポーザー)・レーベルが増えました。そして海外に呼ばれる日本人アーティストは増えたよね。と考えるとこれからまだ日本は成長の余地がある。海外から日本を訪れる観光客も増えたし、日本人アーティストが目に触れる機会はこれからどんどん増えると思うからチャンスだよね。このチャンスをいかす近道はさっき出たアーティストの作品のクオリティの高さ+DJのスキル、国内外共に交渉する会話力、営業力などのビジネススキル、アーティストのマネージメント力があることに尽きると思います。

話はだいぶそれたけど、上記のそれた内容の大半はこのパーティがキッカケで起こした行動であり、経験です。

9月28日 日曜日にこのパーティに4年ぶりに復帰します。

4年もあると色々あったなー。当時このパーティによく遊びに来ていた方にEUREKA! というパーティに参加しませんか、と誘われたりw

(写真の中央にいるのをこの投稿を書きながら確認して今はじめて知った、というか今やっとようやく気が付いた。よく遊びに来てくれていたなー。ミドリはメガネかけてないw もう一人 シオちゃんは茶髪でチャラいw)

自分は復帰するからと言って特に変わりはなく、普通のレギュラーメンバーとして参加しますw というより、改めてはじめましての気分です。

ゲストはWEAVES 主宰のU:ICHI先生。

彼からは学ぶことがたくさんあり尊敬しています。彼も元々はWOMBのサンデーアフタヌーンパーティで長きに渡りレギュラー参加していた先輩です。久々に日曜日に彼のDJを聴けることはとても楽しみ。

そして自分のDJは18:00前後からスタートの予定です。

早い時間ですが、自分は「このパーティで」、「この時間帯に」、「この場所で」 また再びDJできることをとても  とても  とても楽しみにしています。久々に会える方がたくさんいて楽しみ、当時遊びに来てくれていた方々はタイムスリップしましょう。まだ遊びに行ったことが無い方は是非一度体感してほしいです。

深夜に開催しているかのように時間軸が狂う錯覚を覚えるくらい、週末並みの演出を楽しめます。

ということで行きたいという方は連絡をお待ちしています。