KENJI ENDO

KENJI ENDO

The Core - Mixed by 4LA  Hiroki Shirakawa February 2013

4LA – Family Tree (Included my work) is out

4LA – Family Tree EPが5月29日に各サイトで無事にリリースされました。

 

4LA - Family Tree [Kizi Garden Records/KZG017]

http://kenjiendo.com/blog/2016/05/31/624/

これを機に4LA君との出会いや曲に関するエピソードなどを書いてみました。

この前もちょこっと紹介しましたが4LAとは2013年2月のTomoki Tamura Open To Last at WOMBではじめて出会いました。

下の写真の一番手前でリュックを背負って手を合わせてる男子です。

ここにはEUREKA!を一緒にやっているミドリ(ミドリのチェックシャツを着て両手を上げてる)や4LAの横にいるシオ、4LAの後ろにいるアイコちゃん、少しだけ自分も写っています。みんなここで4LAに出会いました。

15 February 2013 Tomoki Tamura Open To Last at WOMB

4LAは ‘シラ’ と読みます。北海道 札幌を拠点としています。

4LA:Hiroki Sirakawa

その日彼は自己紹介用のミックスCDが入ったリュックサックを背負いながらWOMBの最前列でトモキー!トモキー!と叫んでました。その姿が目にとまりトモキ好きなんですか?と聞いたら、僕が尊敬する人なんです!6時間も一人でDJするなんてすごいことだし、後半は体力的にも疲れてくるだろうから今はDJ聴くと同時に応援しているんです!と言っていました(確かw)。

その時は自分も同じ気持ちで最前列にいたので自己紹介したら彼はCDをくれた。家に帰ってから聴こうということにしてパーティ終了まで踊り続けその後は離れ離れで解散。

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家に帰ってCDを見たら札幌って書いてあって彼がわざわざあのために東京に来ていたことを知る。それからCDの感想のやり取りや好きなアーティスト・レーベルの意見交換、今後の展望など様々なやり取りがスタート。

その約半年後、2013年9月13日のHolic – The Japan Takeover at WOMBのMiddle LoungeでEUREKA!を開催することになった時、どうしても4LAに出演して欲しいと思い北海道から来てもらったのが二回目の出会い。

Holic - The Japan Takeover at WOMB   4LA:Hiroki Shirakawa 13 September 2013

この時は一緒にいる時間が結構あったので色々と話せたし彼の東京にいる友達を紹介してもらったり新しい交流がたくさん生まれた。

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右端の女の子は4LAの親友で北海道から東京にメイクアップの修行に来ていたオーセ(Waki Dosai)。修行を終えて今は札幌にいます。

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2014年6月には彼に会うため人生で初めて北海道に行った。今まで体験したことがないくらい素晴らしい自然と大らかな人間性のある人たちにたくさん会った。

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それから2014年11月にはOathで2015年は空いて、そして今年2016年は何かあるかも?!

4LAが名付けたFamily TreeというEPタイトルは直訳すると家系図という意味ですが、彼の交友関係の哲学である『友人も家族の様に見ている』それがタイトルの由来です。自分との出会いのキッカケであるTomoki TamuraやHolicから繋がった家系⁈となります。

昨年10月頃からシラと本格的に曲を作り始めました。Miso SoupCold City Dreamingは彼が音~構成までマスタリング以外の全てを、Northeastはシラと自分が作った音がベースになっており、Original Mixはシラが主に構成、Kenji Endo Short Trip Editは自分がMiso SoupとCold City Dreamingで特徴的な音を更に加えて制作しました。Northeastというタイトルは4LAがいる北海道の「北=North」と自分がいる東京の「東=east」を組み合わせて名付けました。

曲って音が同じでも構成が違うだけで全く違った姿を見せてくれます。NortheastはOriginal MixとKenji Endo Short Trip Editを聴き比べてみると全然違うと思うかもしれない。でもKenji Endo Short Trip Editの方がたった2,3音多いだけなんです。

実はこの曲は7バージョン位あります。なかなか納得がいかず作り直したからです。試行錯誤を重ねて勉強にはなったけど、ぶっちゃけめちゃくちゃ辛かったw 何で思い通りに出来上がらないのか?という疑問やゴールが見えない先行きへの不安で逃げたい、投げ出したいと何回も思った。

そんな折にRainbow Disco Club(RDC)という野外イベントがあり友達の熱心な誘いと移動手段の幸運に恵まれ、思い切って急遽作曲を中段してRDCに行きました。

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Edit名にある「Short Trip」とはRDCに行ったことを示す「小さな旅」のことです。

RDCでは音楽はもちろん、快晴の天気や太陽、素晴らしい自然と触れ合えたこと、久々に会った先輩や友人との再会や自由きままに過ごせた時間が自分に良い影響を与えてくれました。その体験は初めて北海道に行った時に感じた大自然の洗礼にとてもよく似ており、自分の中にある良くないものをスーッと吸い取って心身ともに軽くなり蘇らせてくれるような感じでした。

そしてRDCから帰って来てすぐにNortheast(Kenji Endo Short Trip Edit)は出来上がった。良いインスピレーションがあるとひゃこんなにも違うのか!とはじめて強く感じた瞬間でした。

RDCや友達の熱心な誘い、連れてってくれた仲間の力が無かったらこの曲は存在しなかったと思うと、本当にありがたいなと思っています。

今回4LAが作り上げた苗木に音楽を通してたくさんの枝が増えていつまでも絶えないでっかい木に育ってくれたら良いなーと思います。

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